カスタマーハラスメント(カスハラ)対策
顧客からの正当なご意見やクレームは、サービス改善に繋がる貴重な情報です。しかし、その一線を越えた暴言、威嚇、土下座の要求、長時間の拘束、SNSでの誹謗中傷といった悪質な要求、すなわち「カスタマーハラスメント(カスハラ)」は、従業員の心身を深く傷つけ、疲弊させ、離職の原因ともなる重大な経営リスクです。
私たちは、理不尽な要求から従業員と会社を守るため、**「予防」と「有事対応」**の両面から法的サポートを提供します。二人の弁護士がチームとなり、貴社が毅然とした対応を取れるよう、体制構築から緊急時の対応までを強力にバックアップします。
こんなお悩みはございませんか?
- 特定の顧客から、何度も同じ内容で執拗なクレームを受けている。
- スタッフが暴言や脅迫的な言動に晒され、精神的に疲弊してしまっている。
- 「誠意を見せろ」と金銭や土下座など、過剰な謝罪を要求されている。
- どこまでが「正当なクレーム」で、どこからが「カスハラ」なのか判断基準が分からない。
- SNSや口コミサイトに、事実無根の悪評を書き込まれ、対応に困っている。
- 従業員を守るための対応マニュアルがなく、現場任せになってしまっている。
当事務所が提供するサービス
カスハラの「予防」から「有事対応」まで、企業の状況に合わせて幅広くサポートします。
- 緊急対応・交渉代理
- 悪質なクレームに対する具体的な対応策の助言
- 弁護士名での警告書(内容証明郵便)の作成・送付
- 依頼者様の代理人として、加害者との直接交渉
- 警察への相談、被害届の提出サポート
- 予防体制の構築
- カスハラ対応マニュアルの作成・整備
- 店舗やウェブサイトに掲示する「カスハラ防止ポリシー」の作成
- 従業員が安心して相談できる社内通報窓口の設置・運用サポート
- 法的措置
- 業務妨害や脅迫に対する刑事告訴
- 接近禁止や投稿削除の仮処分申立て
- 悪質な行為に対する損害賠償請求訴訟
- オンライン上の誹謗中傷対応
- SNSや口コミサイトへの削除請求(送信防止措置依頼)
- 発信者情報開示請求(投稿者の特定)
講演・研修サービス
従業員と会社を守る「カスハラ対策セミナー・研修」
カスハラ対策において最も重要なのは、現場の従業員一人ひとりが「毅然と、しかし冷静に」対応できる知識とスキルを身につけることです。当事務所では、ご要望に応じて弁護士が直接貴社へ伺い、実践的な研修・講演を行います。
- 主な研修内容
- カスハラとは何か?(法的定義と正当なクレームとの境界線)
- 実際にあった悪質クレームの事例研究(ケーススタディ)
- 初期対応の「やってはいけないこと」「やるべきこと」
- 電話・対面での具体的な対応方法(ロールプレイング)
- 組織としてのエスカレーション(上司・本社への報告)の手順
これにより、社内全体で対応方針を統一し、従業員の皆様の精神的負担を軽減します。
料金のご案内
日常的なご相談は、顧問契約プランでの対応が最も迅速かつ効果的です。顧問契約のお客様は、プランに応じて5%〜20%の割引が適用されます。
| サービス内容 | 料金(税別) | 備考 |
| 法律相談 | 30分 5,000円〜 | |
| カスハラ対策講演・研修 | 1回 100,000円〜 | 研修時間、内容、対象人数に応じてお見積もりします。 |
| 対応マニュアル作成 | 150,000円〜 | 企業の規模や業態に応じてお見積もりします。 |
| 警告書作成・送付 | 50,000円〜 | 相手方との交渉に移行する場合は別途着手金が発生します。 |
| 交渉・訴訟対応 | 着手金:200,000円〜 | 事案の難易度や経済的利益に応じてお見積もりします。 |
※上記は標準的な事案の目安です。ご依頼いただく前に、必ず詳細なお見積もりをご提示いたします。